【nail座学】手指・器具それぞれの消毒法

ネイリストの大下です*

今回は【消毒法】のつづきです。

手指・器具それぞれの消毒法

 


手指消毒法

手指消毒法はあらゆる感染症対策の基本でも、病原微生物を予防するために最も重要な衛生措置です。

また、皮膚は生きている組織であるため、消毒の際には安全で低刺激の消毒剤を選ぶ事が大切です。

手順

1、洗浄

流水で薬用石鹸を用い、目で見える汚れを除去する。

2、消毒

a、擦式消毒

速乾性の消毒剤を用いて、乾くまで擦り込む。

b、清拭消毒

消毒剤を含ませたコットンまたはガーゼで拭く。

c、擦式清拭消毒

消毒用エタノール等の消毒剤を十分にコットンまたはガーゼに含ませ、手指の全表面と指間、爪先の汚れを除去しながら消毒剤を浸透させる。

※「清拭」とは、一般的に「せいしき」と読み、入浴できない病人等の体を拭いて清潔にするという意味です。美容のネイルテクニックにおいては「せいふ」と呼び使い分けます。

 

器具消毒法

器具の消毒については、対象物によって様々です。手指消毒とは異なり、保管までが消毒手順に含まれます。

 

手順

1、洗浄

流水と(液体)洗剤を用い、目で見える汚れを除去する。耐水性でないものは布、紙などで拭き取り、目で見える汚れを除去する。

2、消毒

消毒には、物理的消毒法と化学的消毒法があります。

☆物理的消毒

a、煮沸消毒:沸騰水中で煮沸する

b、蒸気消毒 :蒸気消毒器(蒸し器)等を使用し、蒸気を接触させる。

c、紫外線消毒:紫外線消毒器等を使用し、紫外線を照射する。

       非耐水性の用具も適用できる。

★化学的消毒法

a、浸漬消毒:消毒液中に浸し、器具表面に消毒剤を接触させる。

b、清拭消毒:消毒剤を十分に含ませたコットンまたはガーゼで器具表面を拭き取る。

3、水洗

浸漬消毒した場合等、必要に応じて行う。

4、乾燥

必要に応じて清潔なタオルや使い捨てのペーパータオルで拭き取る。

5、保管

未消毒のものと区別して収納ケース等に入れる。

 

金属・刃物類の消毒


[通常の消毒]       

[血液付着またはその疑いがある場合]     

タオル・布片類の消毒

[通常の消毒]

[血液付着またはその疑いがある場合]

 

非金属器具の消毒

[消毒]

消毒を行う前に洗浄を行い、汚れを落とし、十分にすすぐ事。

[浸漬消毒]

適切な濃度と量の消毒液を作り、化学的消毒を行う。

 

[紫外線消毒]

必要に応じて紫外線照射による物理的消毒を行う。

 

器具の化学的消毒法

 

・消毒剤の注意

同じ消毒剤でも、数種類の濃度の違う商品が市販されている為、元の濃度を確認してから希釈します。また、作り置きをせず毎日取り替えましょう。なお、消毒用エタノール(76.9%~81.4%エタノール水溶液)は、希釈せず使用します。

 

 

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