【nail座学】ネイル化粧品の使用目的と内容成分

ネイリストの大下です*

化粧品学の続きです!
こちらも表にまとめたのでしっかりと目を通しておいてくださいね♪

 

ネイル用化粧品の使用目的と内容成分等

品名 使用目的 内容成分
ベースコート  

・ナチュラルネイルのコンディションを整える下地剤として使用。
・爪を保護し、カラーポリッシュの接着を高め、剥がれにくくし、発色を向上させる。

・皮膜形成剤(ニトロセルロース)

・皮膜形成補助剤(アルキッド樹脂等)

・揮発性溶剤(酢酸エチル、酢酸ブチル等)

・基本的にカラーポリッシュから着色剤を除外した成分に類似する。

・接着効果を高めるために皮膜形成補助剤(樹脂類)の配合を多くし、速乾性を促す為に揮発性溶剤を多くする場合もある。

カラーポリッシュ

 

・爪を美しく着色し、光沢のある皮膜を作り、美しい爪で色調で爪先を整える。

・基本的にベース&トップコートと類似しているが、着色剤の顔料を入れることで様々な色ができる。

・皮膜形成補助剤
(アクリル樹脂、アルキッド樹脂等)

・可塑剤

・真溶剤

・助溶剤

・ゲル化剤(有機性ベントナイト等)

・着色剤(有機顔料、無機顔料等)

・パール剤・ラメ剤(パール顔料・雲母等)

トップコート

 

・仕上げ剤として皮膜強化のために使用し、カラーポリッシュに光沢を与え、色持ちをよくする。

・カラーポリッシュの耐久性を向上させ、キズから守り、カラーポリッシュの変色を防ぐ。

・基本的成分はベースコートと類似する。

・皮膜強化を目的に、ベースコートより皮膜形成剤(エトロセルロース)及び皮膜形成補助剤(アクリル樹脂等)の配合が多い。その為、硬い皮膜を作り、キズ・摩擦に対して耐久性が高い。

・機能効果剤として、オキシベンゾン等の紫外線吸収剤を加え、耐光性を向上させる場合もある。

リッジフィラー

ネイルプレートの凹凸を埋めて平滑にし、表面を滑らかにするために用いられる。

・基本的にベースコートの内容成分に、シルクなどの繊維粉末が配合されている。

・粘性を増すためにゲル化剤として有機性ベントナイト等を加える。また、それにより内容物の沈殿を防止している。

ソルベント

・粘度が増したカラーポリッシュ等に、薄め液として少量を加えることで、流動性を取り戻し、使いやすくなる。

・カラーポリッシュ、トップコート、ベースコートに含有されている、揮発性溶剤として酢酸エチル・酢酸ブチルが主成分。

ポリッシュリムーバー

・カラーポリッシュの皮膜を速やかに溶解し、除去するために使用する。

・皮膜溶解成分のアセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン等が主成分。

※ノンアセトンタイプもあり、主成分として酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン等が配合されている。

・乾燥を防ぐために油性成分(ひまし油、オリーブ油、ラベンダー油等)や保湿成分(プロピレングリコール、アロエエキス等)が配合されている。

キューティクルリムーバー

・ルースキューティクルを柔軟にし、ウッドスティック、メタルプッシャーを併用して除去しやすくする。また、硬く乾燥したキューティクルの手入れをしやすくする。

・精製水が主成分で、ローションにも配合されているトリエタノールアミン等の弱アルカリ成分と、保湿剤・柔軟剤としてのグリセリンで構成される。

・スキンコンディショニングとして、トコフェロール、アロエエキス等が配合される場合もある。

キューティクルクリーム

・爪と爪周囲の皮膚に潤いを持たせ、表面に薄い油膜を形成し、乾燥から皮膚を保護し、保湿効果を上げる。

・鉱物性のワセリンや、流動パラフィン(油性原料)と動物性油脂である蜜蝋、ラノリン、及び保湿剤としてグリセリン等が主に配合されている。

キューティクルオイル

・爪と爪周囲の皮膚の乾燥を防ぎ、油分を補い、柔軟にする。

・植物性油脂のホホバ油、オリーブ油、小麦胚芽油、米胚芽油、アボカド油等が主成分。

・ビタミン、ミネラルを配合したエモリエントオイル。

ハンドローション

・皮膚に水分、保湿成分を補い、柔軟にして潤いを保つ。

・モイスチャーローションあるいはエモリエントローションと言われる。

・精製水を主成分として、ローションの伸びを良くする高級脂肪酸であるステリアリン酸等が配合されている。

・保湿剤として、プロピレングリコール等と、香料等も配合されている。

グルー

・接着剤としてネイルリペアや、ネイルチップの装着に使用される。

・アクリル樹脂のフィラーまたはシルク等の繊維と併用する場合もある。

・空気中の微量の水分を開始材とし、速やかに硬化する。

・シアノアクリレートが主成分で、少量の安定剤が配合されている。

・除去の際、アセトン等を使用する。

フィラー

・グルーの硬化補助剤として、グルー内部の硬化重合を補助する。

また、強度を上げる。

・アクリル樹等が主成分。

レジン

・接着剤として、ネイルリペア、チップ&ラップに使用される。

・シルク等の繊維と併用する場合もある。

・硬化促進のためアクティベーターを併用し、ハイポイント等、厚みを必要とする場合にも使用される。

・グルーと比較すると硬化速度が遅い。

・シアノアクリレートが主成分で、粘性を高める為に増粘剤として微粒子のシリカ等の合成樹脂を配合する場合もある。

・耐光性と強度を高めるためにアクリル樹脂を配合する場合もある。

・除去の際、アセトン等を使用する。

アクティベーター

・グルーやレジンなどの硬化促進剤として、硬化重合するスピードを速める。

・へプタンまたはエタノールを主成分とする溶剤で硬化促進剤として、触媒の有機化合物のアミン等を配合する。

・容器及び刷毛との相性で、アセトンと酢酸エチルを主成分としている場合もある。

シルク

・ネイルリペアの強度を増すために、天然繊維である絹の一片で爪を覆い、グルー、フィラーまたはレジンで仕上げる。

・薄いシルクをシート状にしたもの。<必要量カットして使用する。>

・プレカットと言って、爪の形に裁断されているものもある。

グラスファイバー

・ネイルリペアの強度を高めるために化学繊維であるグラスファイバーの一片で爪を覆い、グルー、フィラーまたはレジンで仕上げる。

・薄いグラスファイバーをシート状にしたもの。<必要量カットして使用する。>

・マリンスポーツのヨット本体にも素材として活用されるほど、軽量かつ強度がある。

エタノール

・手指の消毒及び器具の消毒に使用される。

・洗浄、収れん、可溶化、乾燥促進の目的でも使用される。

別名:エチルアルコール。無色透明な揮発性の液体。消毒用は76.9%~81.4%の濃度で使用。

・化粧品には欠かすことのできない原料でもあり、濃度を変えて各種物質を溶解する溶剤として多用される。

液体ソープ

・手指の洗浄に使用する。また、ネイルケア時のフィンガーボウルへ適量入れる。

・精製水が主成分で、石けん素地に保湿剤としてポリエチレングリコール、 プロピレングリコール等が配合される。

・薬用タイプは、抗菌剤が配合されている。

 

 

 

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